地域おこし協力隊


社長

 

地域おこし協力隊とは、平成21年から総務省がスタートさせた制度です。地方自治体は都市部からの住者を「地域おこし協力隊員」として任命し、隊員は地域の問題解決や発展のための活動を行います。比之宮連合自治会では全国に先駆け、平成22年度からこの制度を活用しています。令和3年度までに11名の隊員を迎え、様々な取り組みを実施してきました。ホンモロコの養殖やポポージェラートなどの特産品開発は、隊員のプロジェクトから生まれたもので、今もなお、地域の大切なものとして引き継れています。

 

活動内容

特産品事業

 

比之宮地区には2つの特産品があります。それが、ポポーとホンモロコです。ポポーは、南国の香りと味が楽しめるフルーツとして知られ、熟すのが早く市場に流通しないことから「幻の果実」とも言われています。「地域の特産品にしよう」と、およそ10年前か栽培を始めました。収穫時期は9月中旬から10月下旬で、11月中にペースト加工を行います。現在は主にポポージェラートとして販売しています。ホンモロコとは、コイ科タモロコ属に属する淡水魚です。漁獲量が非常に少ないことから、高級魚として取引されることが多いという特徴があります。例年、春から秋にかけて育て、11月に収穫、12月以降に出荷しています。近年、休耕田を活用した取り組みとして注目されています。

 

ひめのみや楽級

 

ひめのみや楽級は、比之宮公民館で毎週水曜日に開催している、介護予防を目的とした取り組みです。
主な参加者は、比之宮在住のご年配女性「ひめ」の皆さん。軽い運動をしたり、お菓子を食べたりしながら
気楽に話せて楽しめる場をモットーに運営しています。

 

助け合い比之宮

 

地域の皆さんのお悩みを解決したり、イベント運営の準備を手伝ったりと内容は様々です。小さなことでも感謝されることが多く、そのお返しに野菜などのおすそわけを頂くこともあります。
こうした活動から見える発見や出来る繋がりは、普段の生活でも大変役立っています。

 

マイプロジェクト

自身の取り組みたいことにチャレンジできます。ポポーを使った新たな商品開発や、たけ
のこ堀りなどの田舎体験プログラム作りを計画している隊員もいます

 

現役協力隊員の1日

水口隊員の場合(平日)

8:30 出勤

9:00~12:00 農作業、ひめのみや楽級の運営

12:00~13:00 休憩、昼ごはん

13:00~17:15 会議、地域の手伝い等

17:30 帰宅

20:00~21:30 地域サークル活動「バトミントン教室」に参加

21:30~ 夕食など

23:00 就寝

「平日の午前は農作業を行い、午後は事務作業や地域のお手伝いをすることが多いです。
帰宅後は家でゆっくり映画を観たり、地域活動に参加したりと比之宮での暮らしを楽しんでいます。」

「休日は、広島県三次市方面(車で50分)に買い物へ出かけることもあれば、地域イベントに参加する
こともあります。生活に車は必須ですが、ネット環境もよく、地域の皆さんからおすそわけを頂くことも
多いので、そこまで困ることはありません。田舎らしさを感じたい、地方での暮らしを楽しみたい方は
オススメの地域だと思います!」

 

子育て情報

自然豊かな環境でのびのびと子育てができます。また、比之宮地区の特徴は、年間を通じて沢山のイベント
が開催されること。子どもだけではなく、大人も一緒に楽しめます。
保育料、給食費は完全無料のほか、医療費助成等の制度も充実しています。詳細は下記リンクをご覧ください。
【美郷町子育て支援制度一覧】
https://gov.town.shimane-misato.lg.jp/jinsei/kosodate/3891

【「美郷町子ども未来応援金」制度】
令和5年度から始まる新たな制度です。美郷町内の中学校を卒業した子どもを対象に、給付期間中に
本人又は保護者の住所が美郷町にある大学生等であれば、月額2~10万円の返還不要の応援金を支給
します。詳細は下記リンクをご覧ください。
https://onl.sc/B3GqEaH


各種サポート


美郷町の地域おこし協力隊は町の会計年度任用職員(パートタイム)として任用されます。担当しているのは「美郷暮らし推進課」です。近年の美郷町は毎年10数名の隊員が在籍しており、各地域の担当や農業、観光、獣害対策などのミッションで活動しています。美郷暮らし推進課では、隊員や隊員が活動する地域・団体の支援をする他、UIターン者としての隊員の暮らしの支援も行っています。 美郷町の地域おこし協力隊としての待遇・支援制度は下記のとおりです。

1) 社会保険等 厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険2) 定期健康診断3) 住居 町が
用意した比之宮地域内の空き家を隊員に貸与(住居賃料は町負担、その他の引越費用及び
光熱水費、生活用品等は自己負担)4) 車両 協力隊の活動には公用車を使用していただき
ます。

(勤務以外の町内での生活、通勤等の移動手段に自動車は必要不可欠ですので、自家用車の持ち込みをお勧めします。)
※任期終了前後1年以内に町内で起業する際、条件によっては下記補助金を活用できます。
美郷町地域おこし協力隊起業支援補助金:上限200万円(10/10補助)
※任期終了後、町内に定住する際、条件によっては下記補助金を活用できます。
美郷町定住者向け住宅改修事業補助金:上限50万円(1/2補助) その他、美郷町には
各種の定住支援制度があります。詳細は下記URLをご覧ください

https://www.town.shimane-misato.lg.jp/teiju/



 

美郷町では、様々な研修会や交流会の案内、個別ヒアリングをはじめとする各種サポートを、一般社団法人しまね協力隊ネットワークと共に取り組んでいます。 しまね協力隊ネットワークは、島根県内の地域おこし協力隊OB・OGによる地域おこし協力隊の支援団体です。代表を務める三瓶さんは、総務省の地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員としても活動しています。
隊員・地域・行政がより円滑なコミュニケーションを図れるよう、最新の専門的知見を還元しながら隊員の活動をバックアップしています。




 

 


 

募集要項,協力隊に関してのお問い合わせはこちら↓

美郷町役場美郷暮らし推進課 担当:平井まで

Tel:0855-75-1212

Mail:teijyu@town.misato.shimane.jp

受付時間:平日8:30~17:15(年末年始12/29~1/3は除く)